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首こりは「伸ばすだけ」では足りない?首を動かす意味を専門的に解説

執筆者の写真: たなか接骨院
たなか接骨院
10 時間前
読了時間: 5分

八尾市の河内山本でデスクワークから来る

肩こりなどの不調を調整する整体院の田中幸司です。



首が重いから毎日ストレッチしている。でも夕方にはまたガチガチになる」


そんな方に僕が確認するのは、筋肉の硬さだけではありません。


首を前後・左右へ自分で動かしたとき、必要な場所がきちんと動いているかまで見ます。


首こりというと「硬くなった筋肉を伸ばす」というイメージを持つ方が多いようですが、長時間ほとんど首を動かさないデスクワークでは、動かす機会そのものが少なくなっています。


セルフケアの方法を先に知りたい方は、専門用語を使わずに解説したこちらの記事をご覧ください。


【首を動かす・ほぐす・伸ばすセルフケアはこちら】


ここからは、専門的な視点からさらに深掘りします。



首こりで大切なのは「柔らかさ」だけでなく、動きをコントロールできる


首には7個の頚椎(けいつい)があります。


デスクワークでは、この頚椎を大きく動かすことなく、パソコン画面へ頭を向けた状態を長時間維持します。


動いていないので「首は休んでいる」と思うかもしれません。


でも、実際は逆です。


頭の位置を固定するため、首の筋肉は小さな力を出し続けています。


特に重要なのが、首の奥にある深部頚屈筋(しんぶけいくっきん)です。


難しい名前ですが、「頭が前へ落ち過ぎないよう、首の骨を細かく安定させる筋肉」と考えてください。


一方、首の表面には胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)など大きな筋肉があります。


これは耳の後ろ付近から鎖骨につながり、ざっくり説明すると頭を向いたり傾けたりするときに働く筋肉です。


首がうまく安定しないと、こうした表面の大きな筋肉まで必要以上に働くことがあります。


だから僕は、「硬い筋肉を伸ばせば終わり」とは考えません。


首を動かす筋肉と、首を安定させる筋肉が、その人の動きに合わせて働けているかが重要です。


実際、慢性的な首の痛みがあるデスクワーカーでは、首・肩・肩甲骨周辺の筋肉を動かす運動によって痛みや生活上の支障が減る可能性が報告されています。ただし研究の確実性はまだ高くないため、「この運動だけで首こりがなくなる」とまでは言えません。



頭が前に出ることより「そこから動けない」状態を見ている


デスクワークでは、どうしても画面を見ようとして頭が体より前へ出やすくなります。


これを専門的には頭部前方位(とうぶぜんぽうい)と言います。


簡単に言えば、「顔だけが体より前へ出ている姿勢」です。


成人では、この姿勢と首の痛みとの関連が報告されています。


ただし、不思議なもので頭が前に出ている人が必ず首こりになるわけではありません。


実際に同じ職場でも「肩こりなんか分からんわ。」という方もいるはずです。


だからこそ、姿勢だけを見て原因を決めることはできないんです。


僕がもっと気になるのは、その位置から自分で動けるかです。


頭を前へ出せる。

そこから無理なく戻せる。

左右を向ける。

上を向く。


こうした動きが出れば、一つの位置に首を固定し続ける時間を減らせます。


反対に「頭を前に出してはいけない」と力を入れて顎を引き続けるのも、首を固定しているという意味では同じです。


良い姿勢とは、一つの形で固まり続けることではありません。


僕は、必要に応じて姿勢を変えられることの方が大事だと思いますし、体を動かせるほうがラクなことが多いです。


そして、首の動きを見るときは顎も確認します。


パソコン作業中に奥歯を噛み締めると、首の前側にある筋肉や肩周辺の筋活動も増えることが報告されています。


猫背姿勢と噛み締めが重なることで、首や肩の筋肉の働き方がさらに変わることもあります。


だから元の記事でフェイスラインまで触れているのも、「顎をほぐせば首こりが解決する」という意味ではありません。


首を力ませている要素の一つとして、噛み締めまで確認するという考え方です。



僕が首こりで確認するのは「どこが代わりに頑張っているか」


八尾市で肩こり・首こりのお客様を見るとき、首を左右へ向く、倒す、上を見るといった動きを最初に確認します。


そのときに見るのは、動く角度だけではありません。


首を回すたびに肩まで一緒に動いていないか。

上を見ると腰まで反らしていないか。

頭を戻そうとしたとき、顎を強く引き過ぎていないか。


本来動いてほしい場所が動かず、別の場所が代わりに頑張ることを、専門的には代償運動(だいしょううんどう)と言います。


簡単に言えば、「首の仕事を肩や背中が肩代わりしている状態」です。


だから僕はセルフケア後も、「首が軽くなったか」だけで判断していません。


左右を向きやすくなったか。

肩をすくめずに首を動かせるか。

頭を前後へ動かしたときに余計な力が減ったか。


こうした変化ま確で認する必要があると思ってます。


首こりは、筋肉を柔らかくするだけの問題ではありません。


動かす・支える・力を抜く。この3つを、その人の体の中でどう取り戻すか?


そこまで見ることで、毎日ストレッチしているのに首こりが戻る理由が見えてくることがあります。


なお、突然の強い頭痛、強いめまい、手足のしびれや力の入りにくさ、歩きにくさ、吐き気を伴う急な症状などがある場合は、首こりだと自己判断せず早めに医療機関へ相談してください。



本日は以上です。


わからないことがあれば、お気軽にお聞きください。


本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


あなたの悩みを聞かせてください。

悩みに全力で応えて痛みに対して全力で施術します。


何となくしんどいから『なんか知らんけど、いつも調子良いわ!』っていう状態にする

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