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目の疲れは「目だけ」の問題ではない|ピント調節と首・肩のつながり

執筆者の写真: たなか接骨院
たなか接骨院
5 日前
読了時間: 6分

八尾市の河内山本でデスクワークから来る

肩こりなどの不調を調整する整体院の田中幸司です。



「夕方になるとピントが合いにくい」


「目の奥が重くなると、首や肩までしんどくなる」


こうしたお客様の体を見るとき、僕は「目を使い過ぎていますね」だけでは終われません。


画面を見る距離、頭の位置、首の角度、肩の力みまで確認します。


長時間のパソコンやスマホによって起こる目の不快感は、デジタル眼精疲労と呼ばれます。


難しそうですが、簡単に言えば「画面を長時間見ることで起こる、目や体の疲れの総称」です。


目の乾燥やかすみだけではなく、頭痛、首や肩の不快感まで含まれることがあります。


目次


セルフケアの方法を先に知りたい方は、専門用語を使わずに解説したこちらの記事をご覧ください。


【目の疲れをラクにするセルフケアを分かりやすく解説した記事はこちら】https://www.tanaka-bsc.com/post/yao-shoulder-stiffness-eye-fatigue-care


ここからは、専門的な視点からさらに深掘りします。



ピントが合いにくい時、目の中では何が起きているのか


近くを見るとき、目の中では毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉が働きます。


毛様体筋とは、目の中にある「ピントを調節するための筋肉」です。


この筋肉の働きによって水晶体の形を変え、近くの画面へピントを合わせます。


この仕組みを専門的には調節といいます。


ちなみにここまでの内容は僕が中学生の理科で習った光の屈折と目の解剖でやった範囲のはずです。


調節について詳しくお伝えすると、更に近くを見ると左右の目は少し内側を向きます。


これを輻輳(ふくそう)といいますが、簡単に言えば「左右の目線を見たい場所へ集める動き」です。


つまりデスクワークでは、「近くへピントを合わせる」「左右の目を同じ場所へ向ける」という仕事を長時間続けています。


画面を見続けた後に遠くを見ると、一瞬ピントが合いにくいことがありますが、このような近距離作業によるピント調節の負担も、デジタル眼精疲労に関係すると考えられています。


さらに、もう一つ重要なのがまばたきです。


画面に集中すると、まばたきの回数が減ったり、最後まで目を閉じない浅いまばたきになったりすることがあります。


すると、目の表面を守っている涙の膜が不安定になり、「乾く」「かすむ」「目が重い」といった症状につながりやすくなります。


だからと言って僕は、目の疲れを全部「目の筋肉が凝っている」とは考えてません。


ピント調節なのか?

乾燥なのか?

メガネやコンタクトが合っていないのか?


50代であれば、近くへピントを合わせる力の年齢による変化もあります。


同じ「目が疲れる」でも、中身は一人ひとり違います。



目を使うほど首・肩までつらくなるのはなぜ?


ここからが、八尾市で肩こりのお客様を見る僕が特に注目するところです。


目が見えにくくなると、人は無意識に自分の頭を画面へ近づけます。


これが続くと、頭が体より前へ出た姿勢になります。


すると、首の後ろにある筋肉や肩の上の筋肉は、前へ落ちそうになる頭を支え続けなければなりません。


さらに、キーボードやマウスを使うために腕も前へ出ています。


つまりデスクワーク中は、目で画面を見る→頭の位置を固定する→首が頭を支える→肩が腕を支える

という仕事が同時に起こっています。


実際、目に負担のかかる近距離作業では、目の不快感が強くなるのと一緒に首・肩の不快感も強くなる傾向が報告されています。


だから、「眼精疲労が肩こりの原因です」と一つに決めるのも違います。


結局どれも決め手になれへんのかい!って、ツッコみたくなるかもしれませんが、僕が考えているのは、目と首・肩が同じ作業の中で一緒に頑張っているということです。


例えば、画面の文字が小さいため顔を前へ出している方なら、目だけを休ませても仕事を始めれば同じ姿勢へ戻ります。


目薬で乾燥がラクになっても、肩をすくめたままパソコンを使っていれば、肩の負担は残ります。


最近の研究でも、デジタル眼精疲労には目だけではなく、見る距離や姿勢、首・肩への負担など複数の要素が関係すると整理されています。



僕が確認するのは「目」ではなく、目を使っている時のカラダ


八尾市で肩こりのお客様から「目も疲れます」と聞いたとき、僕が目の病気を判断することはありません。


というか、僕にはそんな知識も無いですし、資格も無いです。


僕が確認するのは体の使い方です。


首を右と左へ向いたときに差があるか?

腕を上げたときに肩をすくめていないか?

頭が前へ出たときに首の付け根が急に硬くならないか?


そして特に大切なのが、普段のデスクワーク姿勢を再現することです。


いつものように腕を前へ出すだけで肩に力が入る。

画面を見る姿勢になると顎が前へ出る。

細かい文字を見ようとすると眉間や顎まで力む。


こうした反応があれば、「目だけを何とかする」より、頭・首・肩・腕を含めて見直した方が良いことがあります。


セルフケアの前後でも、「目がスッキリしたか」だけではなく、首が左右へ向きやすいか、肩の力が抜けたかまで確認してみてください。


僕は、「目が疲れたから目だけ」「肩こりだから肩だけ」と分けて考えてません。


目・頭・首・肩・腕は、デスクワークという一つの作業の中で一緒に働いているからです。


なお、急に視力が落ちた、物が二重に見える、視野の一部が欠ける、強い目の痛みがある、突然激しい頭痛が出た場合は、眼精疲労や肩こりと自己判断せず、早めに眼科や医療機関へ相談してください。


実際に、昔デスクワークをしてた同僚がパソコンの光の刺激が強すぎてパソコンを見るのも目が痛くなり、仕事を辞めたケースもあります。


我慢せずスグに相談に行ってください。



本日は以上です。


わからないことがあれば、お気軽にお聞きください。


本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


あなたの悩みを聞かせてください。

悩みに全力で応えて痛みに対して全力で施術します。


何となくしんどいから『なんか知らんけど、いつも調子良いわ!』っていう状態にする

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