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腰痛は「伸ばすだけ」では足りない?腰を支える筋肉と動かす力を専門的に解説

執筆者の写真: たなか接骨院
たなか接骨院
11 分前
読了時間: 5分

八尾市の河内山本でデスクワークから来る

肩こりなどの不調を調整する整体院の田中幸司です。



「腰が固いから、とにかく伸ばす」


デスクワークで腰が重い方ほど、こうしたケアに偏りやすいです。


もちろん、ストレッチが悪いわけではありません。


ただ僕がお客様の腰を見るときは、「どれだけ柔らかいか」だけではなく、腰を支える筋肉が必要な場面で働けるか、背中や股関節まで一緒に動けるかを確認します。


目次


セルフケアの方法を先に知りたい方は、専門用語を使わずに解説したこちらの記事をご覧ください。


【腰を支える・動かすセルフケアはこちら】


ここからは、専門的な視点からさらに深掘りします。



腰は「柔らかいほど良い」わけではない

腰の骨である腰椎は、体を前後・左右へ動かす役割があります。


その一方で、座る、立つ、物を持つといった場面では、必要以上にグラグラしないよう支える役割も必要です。


ここで関係するのが、腹横筋や多裂筋などの体の深い場所にある筋肉です。


難しい名前ですが、腹横筋は「お腹をコルセットのように包む筋肉」、多裂筋は「背骨のすぐ近くで、細かい動きを支える筋肉」と考えると分かりやすいです。


ただし、「この筋肉が弱いから腰痛になる」と一つに決めることはできません。


慢性的な腰痛では、こうした筋肉を意識して動かす運動によって、痛みや生活上の支障が減る可能性が報告されています。


しかし、すべての人に一つの運動が最適というわけではありません。


だからフロントブリッジの目的も、「腹筋を強くすれば腰痛がなくなる」ことではありません。

お腹・背中・骨盤まわりが一緒に働き、腰だけで体を支えなくてもいい状態を練習することに意味があります。


僕が見るのは、何秒耐えられるかよりも、腰を反り過ぎず、肩や脚まで力み過ぎずに支えられるかです。



デスクワークでは「座ること」より、動かない時間の長さを見る


「座っているから腰痛になる」とも言い切れません。


オフィスワーカーを調べた最近の研究では、座っている時間だけではなく、同じ姿勢を続けること、休憩が少ないこと、座り方など、いくつもの要素と腰痛との関連が調べられています。


特に「動きの少ない座り方」まで含めて考える必要があります。


つまり僕が問題にしたいのは、「座ること」そのものより、体勢をほとんど変えないまま何時間も過ごすことです。


同じ姿勢では、腰や背中の筋肉は大きく動いていなくても、その位置を保つために小さな力を出し続けます。


さらにデスクワークでは、骨盤が後ろへ倒れて背中が丸まりやすい方もいれば、反対に腰を反らせ続けている方もいます。


同じ「腰が重い」でも、体の使い方は違うんです。


そこで四つ這いで背中を動かす運動を見るときも、僕は腰だけが大きく動くことを目標にしていません。


胸のあたりの背骨、腰、骨盤が少しずつ一緒に動けるかを見ています。


専門的には「胸椎・腰椎・骨盤の連動」と言いますが、簡単に言えば、「腰一か所だけに動きを集中させない」ということです。



僕が腰を見るときは「支える場所」と「動く場所」を分けて確認する


八尾市で腰の重さがあるお客様を見るとき、僕は前へ曲げる・腰を反る動きだけではなく、体を左右へひねる、股関節を曲げる、片脚で立つといった動きも確認します。


例えば、股関節が動きにくければ、床の物を取るときに腰が代わりに大きく曲がることがあります。


胸のあたりの背骨が回りにくければ、振り向く動作を腰だけで作ることもあります。


これは簡単に言えば、「本来動いてほしい場所の代わりに、腰が頑張っている状態」です。

だから腰痛対策では、「柔らかくするか」「鍛えるか」の二択では足りません。


必要な場所は動く。

必要な場所は支える。

そして、一つの場所だけに仕事を集めない。


この考え方が大切です。


WHOも慢性的な腰痛に対して運動プログラムを選択肢の一つとして挙げていますが、一つの方法だけでなく、その人に合わせた複数の取り組みを組み合わせることを重視しています。


僕も「フロントブリッジさえできればいい」とは考えていませんし、セルフケア後は、立ち上がりやすいか、歩いたときに腰だけが重くないか、体をひねったときに動きやすいかまで確認してみてください。


その変化を見ることで...


自分には柔らかさが必要なのか

支える力が必要なのか

腰ではなく、別の場所を動かした方がいいのか


が見えやすくなります。


腰痛を「硬いから伸ばす」で終わらせず、カラダ全体の中で腰がどんな仕事をしているのかを見る。


僕はそこを大切にしています。


なお、急に強い腰痛が出た、脚に強いしびれや力の入りにくさがある、排尿・排便の異常がある、発熱や原因不明の体重減少を伴う場合は、セルフケアだけで判断せず医療機関へ相談してください。



本日は以上です。


わからないことがあれば、お気軽にお聞きください。


本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


あなたの悩みを聞かせてください。

悩みに全力で応えて痛みに対して全力で施術します。


何となくしんどいから『なんか知らんけど、いつも調子良いわ!』っていう状態にする

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