頭痛が続くのは肩こりのせい?薬で変化しにくい時に確認したいこと
更新日:10月12日
こんにちは。
八尾市の河内山本でデスクワークから来る肩こりなどの不調を調整する整体院の田中幸司です。
本日も数あるブログの中より、当整体院のブログを選んでいただき、本当にありがとうございます。
「夕方になると、また頭が痛くなってきた」
「薬を飲んだらラクになる。でも数日するとまた出てくる」
「肩も首もガチガチやし、肩こりから頭痛が出てるんかな?」
こんな経験はありませんか?
デスクワークをしていて肩や首もつらい。
そのうえ頭痛まである。
そうなると、「肩こりを何とかしたら、頭痛もラクになるんかな?」と考えると思います。
でも、肩こりがある=その頭痛の原因は肩や首とは決めつけられません。
頭痛にはいろいろな種類があり、最初に病院で確認した方がいいものもあるからです。
目次
今回は、肩こりと頭痛はどう考えればいいのか?
薬を飲んでも繰り返す時に何を確認すればいいのか?
そして、どんな場合なら体から見直すことも一つの選択肢になるのか?
これらの内容でお伝えします。
頭痛は全部同じではない
一言で「頭痛」と言っても、出方はかなり違います。
頭の片側がズキズキする。
両側から締めつけられる感じがする。
後頭部から頭へ痛みが広がる。
光や音がつらくなる。
吐き気がする。
仕事の後に出やすい。
朝から痛い。
雨の日に多い気がする。
これを全部、「肩こりから来ています」とは言えません。
頭痛には、大きく分けて「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。
一次性頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛などがあります。
二次性頭痛は、別の病気が背景にあって起こる頭痛です。
頼っていただけるのは嬉しいですが、僕はまず、頭痛だから整体ではなく、医療機関で確認する必要がある頭痛ではないかを考えることが先だと思っています。
こんな頭痛なら、まず医療機関を優先
特に注意したいのが、これまで経験したことのない頭痛です。
例えば、突然起こった非常に強い頭痛。
今までと明らかに違う頭痛。
頭をぶつけた後から続いている頭痛。
手足の動かしにくさや、言葉の出にくさなどを伴う頭痛。
意識の状態がおかしい。
50歳を過ぎてから新しく出てきた、こめかみを中心とする強い頭痛。
こうした場合は、「肩がこってるからかな…」と様子を見るのではなく、医療機関で確認してください。
頭痛の中には、くも膜下出血など、急いで対応が必要なものもあります。
よくわかってると思いますが、整体で何でも対応できるわけではありません。
ここは、はっきり分けて考えています。
片頭痛と聞くと、「片側がズキズキする頭痛」というイメージがありませんか?
確かに代表的な特徴ではあります。
でも実際には、両側が痛む人もいますし、ズキズキしない片頭痛もあります。
さらに片頭痛では、頭痛が始まる前に疲労感。
眠気。
集中しづらい。
首がこる。
上記の様な症状を感じる人もいます。
つまり、頭痛+首こりがあるから、首こりが頭痛を起こしているとは限らないんです。
ここは、整体側も気をつけないといけないところだと思っています。
緊張型頭痛では、頭を締めつけられるような痛みや圧迫感があり、首や肩まわりの状態が関係する方もいます。
また、首の問題と関連する「頸性頭痛」と呼ばれる頭痛もあります。
だから、「頭痛は全部首から」でもなければ、「首は全く関係ない」訳でもないんです。
どんな頭痛なのかを分けて考えることが大事になってきます。
「薬で一旦ラクになる」は悪いことではない
元の記事では、「薬が切れるとまた痛くなる。本当にこれで大丈夫?」という流れを書いていました。
でも、薬で頭痛を抑えること自体が悪いわけではありません。
片頭痛や緊張型頭痛には、それぞれ薬を使った治療があります。
頭痛によって仕事や家事ができないのに、「薬に頼ったらダメ」と我慢する必要はないと思っています。
僕は、薬か整体かという二択にする必要はないと考えています。
病院で薬を処方してもらいながら、首や肩、背中など体の負担も確認する。
それで調子が良いなら、それも一つの方法です。
そして、「最近頭痛の回数が減ってきたから薬を減らそうかな」と思ったとしても、処方されている薬を自己判断で減らしたり中止したりせず、まず担当の医師に相談してください。
整体は薬をやめるために受けるものではありません。
医療で見る部分と、体から見直す部分を分けて考える方が安心だと思います。
もう一つ知っておいてほしいのが、「薬剤の使用過多による頭痛」です。
片頭痛や緊張型頭痛がある方が、頭痛薬を頻繁に使い続けることで、逆に頭痛の日数が増えてしまうことがあります。
これは、「痛み止めは危険だから飲んではいけない」という話ではありません。
問題は頻度です。
例えば、「以前は月に数回だったのに、最近は週に何度も飲んでいる」
「薬を持っていないと不安になる」
「ほぼ毎日のように頭痛がある」
こんな変化が出ているなら、一度医師に相談してみてください。
自己判断で急に薬をやめるのもおすすめしません。
薬の使い方も含めて、今の頭痛を一度整理した方がいいからです。
頭痛が繰り返すなら、まず記録してみる
「病院へ行くほどなのか分からない」
「何がきっかけなのか自分でも分からない」
そんな方に僕がおすすめしたいのが、頭痛を記録することです。
難しいことを書く必要はありません。
頭痛が出た時間。
どこが痛かったか。
ズキズキなのか、締めつけられる感じなのか。
どれくらい続いたか。
吐き気、光や音のつらさはあったか。
薬を飲んだか、飲んだ後どうだったか。
仕事で何時間くらい座っていたか。
睡眠、天気、月経など、気になったこと。
これだけでも十分です。
日本頭痛学会でも「頭痛ダイアリー」が勧められています。
記録してみると、「夕方だけと思っていたけど、実は午前中にも出ている」「雨の日より、仕事が詰まった日の方が多い」「薬を飲む日が思ったより増えていた」など、自分では気づかなかったことが見えてくる場合があります。
そしてこの記録は、病院へ相談する時にも役立つので曖昧な情報ではないので先生も診断しやすくなります。
病院で大きな問題が見つからなければ、次に体を見るという順番もある
医療機関で確認した。
処方された薬も使っている。
でも、デスクワークをすると首から後頭部が重くなる。
夕方になると肩も頭もつらい。
長時間パソコンを見た日に出やすい。
首を動かすと左右でかなり違う。
そんな場合は、体から負担を見直すことも一つの選択肢だと思っています。
特に首と関連する頭痛では、手技療法や運動療法によって頭痛の頻度や強さが変化する可能性を示した研究もあります。
ただし、「整体を受ければ頭痛が全部なくなる」という意味ではありません。
どのタイプの頭痛にも同じ施術が合うわけではないからです。
僕は頭が痛いからといって、頭や肩だけを見ません
僕の院で頭痛について相談された場合も、「肩が硬いですね。ここをほぐしましょう」だけでは終わらせません。
まず、頭痛がいつからあるのか。
どのくらいの頻度なのか。
病院へ行ったことがあるのか。
どんな薬を使っているのか。
頭痛以外の症状はないのか。
を確認します。
施術の対象として見られる状態なら、
首を左右へ向く。
体を左右へ捻る。
腕を上げる。
こうした動きも確認します。
必要なら背中や腕、脚まで見ます。
例えばデスクワークなら、頭だけでなく、マウスを使う腕。
肩甲骨まわり。
背中。
長時間座っている脚。
こうしたところにも負担はかかります。
だから、頭痛=頭を揉む、肩こり=肩を揉むとは考えていません。
カラダ全体の中で、今どこに負担が集まっているのかを見ます。
頭痛がラクになった先に何が変わるか
頭痛があると、「痛い」だけでは終わりません。
仕事の画面を見るのが嫌になる。
人と話す余裕がなくなる。
帰宅後は何もしたくない。
休日なのに横になっていたい。
「また頭痛が出るかな」と予定を入れるのもためらう。
こういう影響もありますよね。
だから、頭痛が何点から何点になってラクになったかだけではなく、頭痛のせいで何ができなくなっているかも大事にしたいと思っています。
仕事に集中できた。
帰宅後も少し余裕があった。
休日に外出できた。
頭痛薬を使う回数について医師と相談できた。
そういう変化まで見られた方が、実際の生活には意味があります。
薬も整体も「何のために使うのか」で考える
八尾市で整体を探している方の中にも、「頭痛があるけど、整体へ行ってもいいんかな?」と迷っている方はいると思います。
僕なら、頭痛があるからすぐ整体とも、薬だけ飲んでおけばいい、とも考えてません。
まず医療機関で確認すべき症状がないかを考えてください。
必要なら病院で診断や治療を受ける。
薬が必要なら、適切に使う。
そのうえで、首や肩、背中など体の負担も関係していそうなら、そこを確認する。
整体へ通いながら薬を使っていて調子が良いなら、今後の薬については医師へ相談する。
どちらが優れているかではなく、今の自分に何が必要なのか。
僕は、そこを分けて考えられる方がいいと思っています。
頭痛が続いているのに、「いつもの肩こりやから」と決めつけなかったり、病院で大きな異常が見つからなかったからといって、「もう何もできない」とも考えなくていいと考えてます。
まず頭痛そのものを知る。
そのうえで、医療と体の両方から必要な方法を選ぶ。
頭痛との付き合い方を考える時に、そんな視点も持ってもらえればと思っています。
参考資料
・日本頭痛学会「頭痛について知る」
・日本頭痛学会「片頭痛」・日本頭痛学会「緊張型頭痛」
・日本頭痛学会「2次性頭痛(危険な頭痛、他の病気に伴う頭痛)」
・日本頭痛学会「薬剤の使用過多による頭痛」
・日本頭痛学会「頭痛ダイアリー」
・「頭痛の診療ガイドライン2021」
・The effectiveness of manual and exercise therapy on headache intensity and frequency among patients with cervicogenic headache: a systematic review and meta-analysis
本日は以上です。
わからないことがあれば、お気軽にお聞きください。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの悩みを聞かせてください。
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