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デスクワークで腰が重いのはなぜ?腰だけを揉んでも繰り返す時に見たいこと

執筆者の写真: たなか接骨院
たなか接骨院
2019年2月13日
読了時間: 8分

更新日:9月3日

こんにちは。


八尾市の河内山本でデスクワークから来る肩こりなどの不調を調整する整体院の田中幸司です。


本日も数あるブログの中より、当整体院のブログを選んでいただき、本当にありがとうございます。



「朝はまだ大丈夫なのに、夕方になると腰が重い」


「仕事から立ち上がった瞬間、腰を伸ばしたくなる」


「マッサージを受けるとラク。でも、仕事をするとまた同じところがしんどくなる」


デスクワークをしていて、こんな経験はありませんか?


すると、「座り方が悪いんかな?」「腰の筋肉が硬いから?」と考える方も多いと思います。


もちろん、それも可能性の一つです。


ただ僕は、腰がしんどいからといって、腰だけを見ても分からないことがあると考えています。


今回は、デスクワークをしていると腰が重くなる方に向けて、僕がなぜ腰だけではなく全身を見るのかをお話しします。


目次



8時間座っている体を「腰だけ」で考えない


デスクワークで腰がしんどくなると、「腰を揉んでもらおう」「腰を伸ばそう」と思う方が多いと思います。


僕も、腰そのものを見る必要がないとは思っていません。


ただ、仕事中の体を少し想像してみてください。


朝9時に仕事が始まり、パソコンの前に座る。

お昼休憩を挟んで、午後からもまた座る。

資料を作ったり、メールを返したり、電話をしたり。


気づけば夕方です。


その間、腰だけが頑張っていたわけではありません。


お尻もイスに乗ったまま、股関節も大きく動かさない、脚も歩いている時ほど使いません。


さらに、画面を見るために上半身もほぼ同じ位置です。


厚生労働省でも、デスクワークのような座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう注意することが勧められています。


つまり、「腰が重い=腰の筋肉だけの問題」と最初から決めつける必要はないんです。



「いい姿勢で座れば大丈夫」とも僕は考えていません


腰がしんどい方に、「姿勢が悪いからですよ」という話はよくあります。


確かに、無理な姿勢を長時間続ければ、腰への負担は増えやすくなります。


でも僕は、「姿勢を正せば大丈夫」とも考えていません。


例えば、背筋をピンと伸ばして座ったとします。


その姿勢がどれだけきれいでも、何時間もほとんど動かなければ体は疲れます。


反対に、少し姿勢が崩れる時間があっても、立ったり歩いたり、座り直したりしていれば、同じ場所に負担が集まり続ける時間は変わります。


だから、「正しい姿勢をずっと守らないと」と力を入れ続けるより、同じ姿勢を長く続けすぎないこと。


僕はこちらも大事だと考えています。


厚生労働省の腰痛予防対策でも、座り作業では適宜休憩を取り、姿勢を変えることが示されています。


デスクワークの腰のしんどさを見る時に、「姿勢の形」だけではなく「その姿勢を何時間続けているか」まで考える理由はここにあります。



腰痛でも脚を見る理由


僕の院では、腰がしんどいお客様でも腰だけを触って施術を終えるとは限りません。


むしろ、脚から全身を緩めていくことが多いです。


「腰がしんどいのに、なんで脚なん?」と思う方の方が多いと思います。


ただ、これは、「腰痛の原因は脚です」と言いたいわけではなく、原因を一つに決めつけたくないんです。


デスクワークでは、腰だけでなくお尻や脚も長い時間同じ状態になります。


だから腰の状態を見る時にも、「脚は張っていないか」「腰だけ動きにくくなっていないか」「右と左で動き方に差はないか」など、見る範囲を広げます。


必要であれば足首などの関節も確認します。


腰に症状があるから腰だけ。

肩なら肩だけ。

首なら首だけ。


そんなふうに症状の場所だけで施術範囲を決めてしまうと、実際のお客様の体の使い方と合わないことがあるからです。



座った状態で左右に捻ると、違いが見つかることがある


僕の院で初めて体を見る時は、いきなりベッドに寝てもらって施術を始めるわけではありません。


まず、座った状態でも動きを確認します。


腰の場合なら、体を右と左に捻ってもらいます。


すると、「右には普通に捻れる」「左は途中から詰まり感が出て動かしにくい」というように、左右で違いが出ることがあります。


もちろん、「左に捻りにくいから、左側が原因です」とは言いません。


レントゲンやMRIを見たわけではないので、動きを確認しただけで体の中まで断定することはできないからです。


ただ、「右と左で動きが違う」これは、その場でお客様と一緒に確認できます。


そこから、普段どんな座り方をしているのか。

仕事中にどちらを向くことが多いのか。

脚を組むことはあるのか。

立った時はどうなのか。


そういった普段の生活と合わせて考えていきます。


僕が見たいのは、教科書に書かれたような「腰痛の人」ではなく、目の前にいる、そのお客様の体です。



揉んだ後にラクなら、マッサージを否定する必要はない


「腰を揉んでもらったけど、また戻りました」という話を聞くことがあります。


だからといって僕は、「マッサージは意味がありません」とは考えていません。


揉んでもらってラクに過ごせたのであれば、その方にとって一つの選択肢です。


僕が知りたいのは、その先です。


例えば、「施術を受けた日はラクだった」「翌日の夕方からまた重くなった」「1週間くらいは調子がよかった」「月末の忙しい時だけ急にしんどくなった」同じ「戻った」でも全然違います。


だから僕は、施術直後に腰がラクかどうかだけではなく、その後の日常生活でどうだったのかも大事にしています。


どれくらい座ったらしんどくなったのか。

仕事が終わった時に以前と違いがあったのか。

朝起きた時はどうだったのか。

休みの日はどうなのか。


そこまで聞いた方が、今の体と生活の関係が見えやすくなるので詳しく聞きます。



昔の僕は「腰が重ければ冷やす」と書いてました


実は、このブログを最初に書いた頃の僕は、「仕事で腰を使って重だるくなったら、氷で冷やしてみてください」と紹介していました。


今は、腰がしんどい方全員に同じように冷やすことは勧めていません。


理由は単純です。


同じ「腰がしんどい」でも、状態が同じとは限らないからです。


その人の状態を見ずに、「腰痛なら冷やす」「腰痛なら温める」「腰痛ならストレッチ」と、一つの方法を全員に当てはめること自体をしなくなりました。


僕自身、お客様の体を見続ける中で考え方は変わっています。


昔書いたことだから、そのまま正しいことにするのではなく、「今ならどう考えるか」を伝える方が、お客様に対して誠実だと思っています。



腰痛なら何でも整体で見るわけではない


もう一つ、腰については特に知っておいてほしいことがあります。


「腰が痛い=筋肉が硬い」とは限りません。


腰そのものに関係する状態だけではなく、腰以外の病気によって腰痛のような症状が出る場合もあります。


だから僕は、「腰が痛いなら、とりあえず整体を受ければいい」とは考えていません。


特に安静にしていても強い痛みが続く。

時間とともに悪化している。

発熱がある。

脚に強いしびれが出たり、力が入りにくい。

排尿に異常がある。


こうした場合は、自己判断せず医療機関で確認してもらうことが優先です。


僕はレントゲンやMRIを撮って見ることができません。


また、医師でもないので診断することも出来ないんです。


だからこそ、分からないものまで「ここが原因です」と言わないことも、体を見る仕事では大切だと考えています。



腰が重い時ほど「腰以外」を見てみる


仕事が終わる頃に腰が重い。

揉んでもらうと一度はラクになる。

でも、またデスクワークをするとしんどくなる。


そんな状態が続くと、「もっと腰を揉んでもらった方がいいのかな?」と考えてしまうかもしれません。


でも、その前に一度だけ見る範囲を広げてみてください。


何時間座っているのか。

仕事中にほとんど立たない日はないか。

右と左で体の動きは違わないか。

お尻や脚まで動きにくくなっていないか。

どんな日に腰がしんどくなるのか。


こうやって見ていくと、「腰だけの話ではなかったかもしれない」と気づくことがあります。


八尾市で整体を探している方にも、僕は単に「腰をほぐす場所」として整体を考えるのではなく、自分では分からない体の使い方を一緒に確認する場所という見方も知ってもらいたいと思っています。


腰がしんどい場所を見つけることだけが目的ではありません。


仕事が終わった時に少し余裕がある。

イスから立つ時に「よいしょ」と腰を気にする回数が減る。

休みの日に、腰が気になって予定を変えなくて済む。


僕が大切にしたいのは、そういう普段の生活です。


「腰がしんどいから腰だけ」ではなく、「何で今、腰に負担が集まっているんやろ?」そんな視点で自分の体を見てみると、今までとは少し違った見方ができるかもしれません。


自分では分からない場合は、腰だけではなくカラダ全体を確認してもらうのも一つの方法です。



※参考:日本整形外科学会「腰痛」、厚生労働省「腰痛予防対策」「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」



本日は以上です。


わからないことがあれば、お気軽にお聞きください。


本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


あなたの悩みを聞かせてください。

悩みに全力で応えて痛みに対して全力で施術します。


何となくしんどいから『なんか知らんけど、いつも調子良いわ!』っていう状態にする

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