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手首のだるさは前腕だけの問題?手・肘・肩までつながる負担

執筆者の写真: たなか接骨院
たなか接骨院
4 日前
読了時間: 5分

八尾市の河内山本でデスクワークから来る

肩こりなどの不調を調整する整体院の田中幸司です。



「仕事が終わる頃には手首がだるい」


「前腕を揉むと少しラクになるけど、またすぐ張ってくる」


そんな方に僕が確認するのは、前腕の硬さだけではありません。


手首をどう使っているのか?

指にどれくらい力が入っているのか?

肘や肩まで一緒に固めていないか?


手首は、手首だけで仕事をしているわけではないからです。


目次


今回のセルフケアは、こちらのリールで紹介しています。


ここからは、専門的な視点からさらに深掘りします。



手首を動かしている筋肉の多くは「前腕」にある


手首や指を動かす筋肉というと、手の中にあると思うかもしれません。


実際には、指を曲げたり手首を曲げたりする筋肉の多くは、肘の近くから始まり、前腕を通って長い腱となり、手や指までつながっています。


反対側には、指や手首を伸ばす筋肉があります。


簡単に言えば、手首の表側と裏側にある筋肉がバランスを取りながら、手や指を動かしているということです。


例えば、マウスを握る。

キーボードを打つ。

包丁を持つ。

洗濯物を絞る。


こうした動作では、指を動かすだけではなく、手首がグラグラしないよう前腕の筋肉も働いています。


特に何かを握るときは、手首を曲げる側と反らす側の筋肉が同時に働くことがあります。


専門的には「共同収縮」といいますが、分かりやすく言えば、手首を安定させるために前後の筋肉が一緒に頑張っている状態です。


そのため、見た目ではほとんど腕を動かしていなくても、長時間のマウス操作や細かい作業で前腕が疲れることがあります。


仕事に関係する手・腕の不調では、繰り返し動作、強い力、同じ姿勢を続けることなどが負担に関係すると考えられています。



「前腕が硬いから腱鞘炎になる」とは言い切れない


元のリールでは、手首や前腕の疲れを放っておくと腱鞘炎につながる可能性について触れています。


ここは少し正確にしておきます。


腱鞘炎は、筋肉が硬くなったから起こる、と一つの原因だけで説明できるものではありません。


腱とは、筋肉の力を骨へ伝える丈夫な組織です。

その腱が何度も動く場所には、「腱鞘」というトンネルのような組織があります。


繰り返し動作や強い負荷などが続くことで、腱やその周囲に負担がかかることがあります。


反復作業と上肢の不調との関連は以前から研究されていますが、仕事だけが唯一の原因というわけではありません。


だから、「前腕を揉めば腱鞘炎を予防できる」とも言い切れません。


僕が前腕のセルフケアを勧める目的は、病気を予防するためというより、仕事や家事で力み続けていた前腕に一度力を抜く時間を作ることです。


ほぐした後に手首を動かしやすい。

指を握ったときの突っ張りが少ない。

マウスを持ったときに必要以上に力が入らない。


こうした変化があるかを確認する方が大切です。



手首がしんどい人ほど肩まで一緒に頑張っていないか


ここが、肩こりのお客様でも僕が前腕を見る理由です。


「前腕の筋肉が肩まで直接つながっているから、手首が硬いと肩こりになる」というほど単純ではありません。


僕が見ているのは、同じ作業の中で手・肘・肩がどう使われているかです。


マウスを使うとき、手首だけを動かしているわけではありません。


肘の位置を保つ。

腕を前へ出す。

肩甲骨を安定させる。

頭を画面へ向ける。


これらを同時に行っています。


例えば、マウスを強く握り、手首を反らしたまま使っている方がいます。


その状態で肘を浮かせ、肩まで少しすくめていれば、前腕だけでなく肩や首も休みにくくなります。


仕事に関連する上肢の不調は、手や手首だけではなく、前腕、肘、肩、首まで広い範囲に現れることがあります。


だから僕は、手首がしんどい方を見るときも、前腕が張っているか?

肘を伸ばしにくくないか?

腕を前へ出したときに肩をすくめないか?

肩甲骨が動いているか?


ここまで確認します。


セルフケア後も「前腕が柔らかくなったか」だけではなく、マウスを持ったときの力み、腕の動かしやすさ、肩の力の入り方まで比べてみてください。


手首の疲れを前腕だけの問題として終わらせず、仕事や家事の中で腕全体をどう使っているのかを見る。


この視点を持つと、「揉んでもまた戻る」理由が見えてくることがあります。


なお、しびれが続く、指に力が入りにくい、物を落とす、強い腫れや痛みが続く場合は、筋肉の疲れだけと自己判断せず医療機関へ相談してください。



本日は以上です。


わからないことがあれば、お気軽にお聞きください。


本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


あなたの悩みを聞かせてください。

悩みに全力で応えて痛みに対して全力で施術します。


何となくしんどいから『なんか知らんけど、いつも調子良いわ!』っていう状態にする

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